日本人と宗教①
クリスマス、ハロウィン、バレンタイン...
そして次にはイースターも?
これらは元々キリスト教の祭事でありましたが、形を変えて日本に伝わり、若い世代を中心に広く支持されているというのは周知のことだと思います。
その経緯に関しては諸説あるでしょうが、関連商品の流通増加を狙った各企業の戦略の結果が大きな役割を果たしたんじゃないかなあというのが個人的な見解です。
何にせよ、そういったイベント事の定着度合いとは裏腹に、キリスト教の教義そのものは日本では現状あまり広まっていないと見受けられます。
実際のところ、日本の人口におけるキリスト教徒が占める割合というのは僅か1%程度しかないと言われています。
我々にとってクリスマスというのは宗教的な行事ではなく、数あるお祭りの内の1つということです。
是非はさて置きそういうことになるのではないかと。
では、日本人にとってより重要で、関係性の強い宗教というのは存在するのか。
あるとすれば、それはどのようなものか。
何となく想像がつく通り、まず仏教と神道の2つが挙げられると思います。
日本で日本人として生きていながら、これら2つの宗教の影響を全く感じたことがないという方が少数派なのではなのではないでしょうか。
では具体的に我々は仏教と神道とどのように関連しているのか...
ということを語るのは別の機会に回します。
実のところ、その話題を扱うには私の知識では物足りないこと甚だしい上に、現状そこまで深入りしたいとは思えないのです。
それよりも今の私の興味というのは、日本人と"儒教"の関連に向いています。
ここまでは本題に触れるまでの言うならば布石、前置きです。
前置きだけで記事が終わるという何とも投げやりエンドな展開ではありますが、ここで一度切って次回以降に本題を扱いたいと思います。